はじめに

経営理念

「日本人の食の原点である米を取り扱えることに誇りを持ち

食の信頼、安心を追求し続け 元気で持続可能な農業を考える。」

「日本人の主食は?」との問いに対して多くの方が「米」と答えます。日本人の食の原点である「米」が、安全にそして安心かつ継続して生産から流通できるにはどうしたら良いか。私たちは、日本の農業の基本である米作りをもっと元気にするために色々な立場の方と真剣に取り組まなければなりません。

全ての消費者、実需者は、安全で安定した品質と価格で提供してくれることを求めています。生産者の方々は自分の作った米が必要とされ、また最終的な消費の形が見えることで自信と誇りを持ち、更に元気に意欲的に米作りに取り組むことができます。私たちは、この「必要とされる米を」を柱に、生産者と消費者、実需者の方々を結ぶ橋渡しになれるように、そして元気な持続可能な日本の農業の在り方を考えながら、その中で必要とされる企業になりたいと考えています。

食品安全方針

一つ一つの機能を強化し、米の流通に関わる皆様のあらゆるご要望にお応えし、利用価値の高い、かつ安全・安心いただける製品を提供し、地域社会に貢献することを目的とし以下の方針を定める。

1.高付加価値、高品質かつ安全・安心な製品を作り、お客様に確実にご提供する。

2.食品安全に関連する法令を遵守し、お客様にご納得いただける食の安全・安心への取り組みに邁進する。

3.お客様との対話を通して、ご満足いただける安全・安心な製品づくりのための情報を組織内外に確実に伝達する。

 制定日 2020年6月22日

食品安全方針を進めるにあたり、2021年8月、本社工場の各製造工程においてJFS-B規格に適合していることが証明されました。

JFS-B21001737-00

JFS規格とは、JFSM(一般財団法人食品安全マネジメント協会)が策定した食品安全マネジメントシステムに関する規格のことです。規格は一般衛生管理、HACCPによる衛生管理手法、国際取引でも有効に働く基準の3段階のレベルに分けられており、これらは食品安全マネジメントシステム(FSM)、ハザード 制御(HACCP)、適正製造規範(GMP)の3層構造になっています。

会社概要

名称株式会社 酒見糧穀(カブシキカイシャ サケミリョウコク)
創業昭和54年(1979年)
会社設立昭和62年(1987年)
所在地本社・精米工場
福岡県久留米市北野町八重亀456番地の1
ライスセンター・第2工場
福岡県久留米市北野町八重亀806番地の4
資本金1,000万円
役員代表取締役社長 酒見光一
取締役会長 酒見俊朗
取締役専務 酒見俊二朗
取締役 酒見あゆ美
監査役 酒見美奈子
業務内容・搗精および米穀卸販売
① 主食用白米搗精(日産40トン)
② 醸造用白米搗精(日産30トン)
③ 無洗米加工(日産15トン)
・ライスセンター事業(大型乾燥・籾摺調整)
・ネット通販事業(https://www.rakuten.co.jp/kyusyukome/
従業員数24名(2021年4月現在)
取引銀行福岡銀行・西日本シティ銀行・筑後信用金庫・佐賀銀行・北九州銀行
筑邦銀行・三菱UFJ銀行・りそな銀行・商工組合中央金庫
関連会社株式会社酒見農産(農業生産法人)
九州穀物検査協会株式会社(農産物検査機関)
福岡県農産物集荷協同組合(農産物集荷組合)
株式会社アグリマイスター九州(倉庫業)
所属団体全国米穀工業協同組合
九州穀物卸協同組合

会社沿革

1979年酒見糧穀を設立 社屋・工場150坪完成
1987年有限会社酒見糧穀に商号変更 資本金1,000万円
主食用白米搗精事業開始
1992年業務拡大により600坪の新工場完成
醸造用白米搗精事業開始
1998年株式会社酒見糧穀に商号変更
主食用白米製造ライン増設(日産20トン)
2004年無洗米製造ライン(水洗い製法)新設 無洗米加工事業開始
2005年九州穀物検査協会株式会社(農産物検査機関)を共同設立
2008年無洗米の業務拡大により無洗米2号機ライン増設
無洗米加工日産10トン体制へ
2009年大型乾燥・籾摺調整工場「ライスセンター」と200坪の「第2低温倉庫」を新設
生産者とのパイプを強化して安心で安全な原料玄米調達が可能
2011年「九州米大将」の屋号で楽天市場をメインにネット通販事業を開始
2015年「焼酎・ビール・味噌・米菓他」メーカー各社に対して醸造用白米の安定
供給と品質向上を目指して醸造用ラインを増設(日産30トン)
2016年農業生産法人 株式会社酒見農産設立
外食産業と米、野菜の契約栽培をはじめ農産物の生産、加工、販売を開始
2019年主食用白米製造ライン増設(日産40トン)および無洗米の業務拡大により
無洗米3号機ライン増設 無洗米加工日産15トン体制へ
2021年安全な食品を提供するために(一財)食品安全マネジメント協会
JFS-B規格に適合証明を取得し運用開始(HACCP対応工場)
2022年(株)酒見農産と共同で堆肥加工場を建設
無洗米加工時に発生する「とぎ汁」と堆肥、米糠を配合した特別肥料を開発 
酒見農産は「循環型農業」として自然に優しく栄養価の高い農作物の栽培に取り組む
2023年10月からのインボイス制度に対応し生産者からの円滑な集荷を目的とした「福岡県農産物集荷協同組合」を共同設立 
年間約20万俵の集荷を目指す
2024年ライスセンター横に約500坪の倉庫兼荷捌場を併設更なる農産物の集荷を可能にする